2013年9月4日水曜日

慣例や通例を疑う。

繊維のこともよくわからずに飛び込んでスタートしたnunotech。

その活動の中で、実際にモノづくりの現場に行ってみると「一般的にはこうなってます」とか「慣例としてこうしてます」とか「通例ではこうですね」とか、特に理由がわからないで現場で実践している場面に遭遇することがあります。

素材が変わったり、工程が変わったり、理由はいろいろなのですが、そのような「変化」を気にせず、昔ながらのまま取り組んでいるとすると、まぁほとんどの場合、非合理な状態に陥ってます。この合理性を突き詰めるだけで随分と効率があがるのですが、合理的であるかどうか、の判断がなかなか難しいところでもあります。

企業さんにてお話を聞いて、なぜ?、を繰り返して質問をしていくと、企業さんが何を大切にしているか、どんなことを考えているのかが、見えてきます。そして、その大切にしていることやそこに向けた想いや目的、関係性や繋がりの強さを見て行くと、業界の常識が合理的でないことに気づきます。

長い慣習の中で培われて来たものですから、その非合理性に気づきにくくなっているようです。一度、立ち止まって、見直すことも大切な時間です。

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