2014年7月10日木曜日

【コンサルタント】主体性のデザイン

思い立ったが吉日、コンテクスト・プランニングというブログを始めてみました。

コンテクスト・プランニング コンテクスト思考で課題解決!
  http://ovod.hatenablog.jp

そちらのブログには、コンテクスト・プランナーという肩書きで投稿してます。ここは4ヶ月くらい悩んだんですが、まだしっくり来てません。ただ、何もないと「コンサルタント」みたいなことになるので、それだけ避けたいという思いでした(苦笑。

コンテクスト思考とは、
①「文脈の観察」
②「キーワードの抽出」
③「キーワードの整理」
④「キーワードの因果関係」
⑤「プランニング」
⑥「アクション」
⑦「チェック」
⑧「修正」(④、場合によっては、③から見直す)
の要素からなります。

所謂、PDCAサイクルのAが先に来るパターンです。
http://www1.gifu-u.ac.jp/~noharah/class/pr/4.files/frame.htm
こちらにもありますが、恐らくこの講義内容全体のもとネタは、こちらではないかと....。
http://www.amazon.co.jp/広報・PR概論―PRプランナー資格認定制度1次試験対応テキスト-日本パブリックリレーションズ協会/dp/4496046741
で、大本のネタは、こちらです。
http://www.amazon.co.jp/体系-パブリック・リレーションズ-スコット・M・カトリップ/dp/489471647X

これは、最初に計画ありきではなく、最初にヒアリング/インタビューありき、という考えです。このプロセスを行わない計画は、独りよがりになってしまい、結果、それを支持する人としない人にコミュニティを分断することになります。

5W1Hで一番大切で無視してはいけないのはWhyであり、さらに、それを「共有」することがとても大切なのです。「なぜ、するのか?」です。プランニングの土台はココにあり、なぜの部分をしっかり丁寧に積み上げて行くことが、持続的な活動に繋がることだと確信しています。

動機が共有でき、共感を得られたら、その活動は、さらなる広がりを持ちます。そのためには、上記のステップ通りに、一つずつ、皆で階段を上がっていく必要があるのです。

現在、eDoというプロジェクトで、この共有を丁寧に積み上げています。それを行っていくことで、不明瞭だった企業の強みが見えたり、個々の強みが見えたり、それらを関係させることで新しい可能性を感じられたり、実に、充実感のある歩みを体験するに至りました。1年程かけて進めてきた開発プロジェクトですが、今後も途切れることなく、続けられるのではないかという手応えを感じています。

なぜそうなったかというと、コンテクスト・プランニングの手法によって、主体性をデザインしたからなんです。以前は「主体性は与えられるものではない」と考えていましたが、今は違います。主体性は、「How」でデザインできる、ということがわかりました。
つまり、「どうやるか」のプランニングに紐づくものです。主体性を持ったメンバーが集まる取り組みは、厚意を持ち寄る関係性よりも、強く、固い絆で結ばれることになるのです。

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